- 1. 治療方法を患者さんと一緒に考える
-
「どのような形であれ、患者さんご本人が納得した上で治療をしていくことが、結果的に最短で改善に向かう。」これは長年、私が医師として患者さんと向き合ってきた経験から得られた結論です。
専門家の立場からベストな方法をご提案すること。時には理論よりも患者さんのお気持ちを優先すること(特に患者さんの不安が大きいとき)。双方からの柔軟なアプローチが症状の早期改善につながる…と心得ております。
例えば、こちらから「お薬を使えば早く良くなりますよ」とお伝えしたところ、ご本人は「なるべく薬を使わず様子を見たい」といった場合。こうしたケースでは、患者さんのお気持ちを尊重したところ、思いのほか早く改善につながった…ということがよくあるのです。
もちろん大前提として、科学的根拠に基づいた医療を提供します。その上で治療方法をこちらから一方的に決定するようなことはいたしません。薬物療法とカウンセリングといった精神治療や環境調整などの中から、患者さんにとって最善の方法を一緒に考えてまいります。
その都度、患者さんの今おかれている立場や症状を確認しながら、「一緒に歩いていく」イメージを大切にします。

- 2. アクセスの利便性とプライバシーの確保の両立
-
当院は泉区全域や青葉区、富谷市などから非常にアクセスがしやすく開けた場所にあります。そのため通院時の利便性に優れています。
一方で、当院がクリニックモールの中にあり、また周囲には商業施設があるという理由から、通院していることが 外部から特定されにくく、周囲の視線を気にせずご来院いただけます。
駐車場も多数用意してありますので、混雑時はお車の中でお待ちいただくことも可能です。
また院内でも、お名前でなく番号でお呼びするなど、プライバシーにも配慮しております。

- 3. いつでも相談しやすいクリニック
-
午前中のみ予約なしで受診できます。(初診の方は現在人数制限を設けております。)
初診の方でも再診の方でも、「具合が悪いのですぐ診てほしい時」に受診しやすいようにいたしました。

- 4. クリニックモールの一角
-
同敷地内に「仙台泉さいとうクリニック」(内科・循環器内科・外科・訪問診療)(リンク)があります。ご高齢の方の方や、内科的合併症が複数ある方など、一人で複数の診療科にかかりたい患者さんは、当クリニックモールをご利用ください。一か所で複数の診療科を受診することができます。別々の日に多数の医療機関に通うのは時間や労力がかかり大変です。当クリニックモールは患者さんの様々なご負担を減らします。また、ご家族で異なる診療科を受診したい患者さんにも便利です。

- 5. 訪問診療
-
何らかの事情で、受診したいけど病院に行けない患者さんや、受診させたいけど病院まで患者さんを連れていけないご家族の方のために、こちらからご自宅や施設にお伺いし診療いたします。
訪問可能エリアは下記の対象エリアをご参照ください。患者さんがお住いの場所や施設が訪問可能エリアに該当するかご不明な方は、お電話にて 詳細なエリアをご照会いただけます。
また、症状によって対応可能か個別に判断が必要となりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
(軽度のうつ病や認知症の方は内科でも対応可能ですので、当院隣りの仙台泉さいとうクリニックにお問い合わせください。)

精神科訪問診療 Psychiatric House Call Services
精神科訪問診療とは、精神的な疾患によって受診・通院が困難な方を対象とした訪問診療です。
医師が作成した「在宅療養計画書」により定期的に訪問し、治療を行います。
ケアマネージャー、訪問看護師、薬局などと緊密な連携を取り、生活全般のサポートを行います。

訪問診療対象地域 Area
- 全域
- 仙台市泉区、富谷市
- 一部地域
- 仙台市青葉区・宮城野区・太白区・若林区、
名取市、多賀城市、塩釜市、大和町、利府町
院内掲示 Posting in the hospital
在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料について
厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、在宅での療養を行っている患者(特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム又は有料老人ホームその他入居している施設において療養を行っている患者(以下「施設入居者等」という。)を除く。)であって通院が困難なものに対して、当該患者の同意を得て、計画的な医学管理の下に定期的な訪問診療を行っている場合に、訪問回数及び単一建物診療患者(当該患者が居住する建物に居住する者のうち、当該保険医療機関が訪問診療を実施し、医学管理を行っているものをいう。)の人数に従い、所定点数を月1回に限り算定するものです。院は届け出を行っており、訪問診療を行っている患者様に対して所定点数を算定しています。
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、令和6年1月15日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
夜間・早朝加算について
厚生労働省の定めた診療報酬点数の算定基準に基づき、下記の時間帯にご来院され、受診される方に関して、診察料に「夜間・早朝等加算」50点を加算させていただきます。
下記の時間帯を指定してご予約を取られた方も対象になりますので、あらかじめご了承ください。
• 平日:18:00以降
• 土曜日:12:00以降
※ 例:3割負担の場合150円加算
1割負担の場合
50円加算
医療情報取得加算について
当院はオンライン資格確認について、下記の整備を行っています。
・オンライン資格確認を行う体制
・マイナンバーカードを活用し薬剤情報や特定検診等の診療情報を取得・活用して診療等を行う体制
令和6年12月から
医療情報取得加算を算定いたします。
〇初診時
・加算:1点(月1回)
〇再診時
・加算:1点(3月に1回)
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するために、マイナンバーカードによるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願い致します。
一般名処方加算について
当院では、後発医療薬品のある医薬品ついて、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。
一般名処方によって、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医療品が提供しやすくなります。
ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
ベースアップ評価料についてご理解・ご協力のお願い
令和7年4月から「ベースアップ評価料」の算定を開始する運びとなりましたのでお知らせ致します。
企業全体で賃上げが進む中、医療現場で働く職員の賃上げを行い、人材確保に努め医療の質を向上させるための取り組みの一貫として国が導入したものとなっております。
これより、4月以降、患者の皆様方の診療費のご負担が上がる場合がありますが医療現場で働く職員の賃金引き上げに全て充てられますので、ご理解下さいますよう何卒宜しくお願い致します。